RSC(レストランサポートセンター)

人財開発部

R. Y.さん

聴覚に障がいを持つ。WDI GROUPに転職後、東京都雇用開発協会の「優秀勤労障がい者表彰」を2度受賞。2016年には障がい者職業生活指導員資格を取得。日々、自己啓発としての積極的に勉強を欠かさない。

困難を克服し、やりがいに変わった瞬間

聴覚障がい者には自己表現が上手くできない方もいるので、まずはじっくりとお話を聞き、お互いに理解を深めます。応募者も多国籍化しており、欧米やアジアの国の方が増えています。国際手話やアメリカ手話のスキルを活かして対応しますが、そうした方法で、さまざまな国の方とコミュニケーションがとれると、仕事も楽しくなります。
コミュニケーション・スキルは、マルチブランドに展開するWDI GROUPの採用において、相手に求めたい能力のひとつです。聴覚に障がいを持っている人が会議に参加すると、健聴者の皆さんの意見がわからず孤立してしまい、次第に会社がつまらなくなってしまうことが少なくありません。当然、周囲の皆さんにも配慮いただいていますが、本人も人と交流したり、意見交換をしたり、積極的に仕事に取り組む姿勢が大切です。また、そうした方であれば、WDI GROUPでやりがいをもって働けると思います。私が入社に関わった人たちが、お店で元気よく働いている姿を見ると、私も本当にうれしく思います。

WDIの
ダイバーシティ
への取り組み

障がいを持っている方も楽しく積極的に働ける会社を目指し、様々な活動を続けています。社内の聴覚障がい者の方たちと集まって交流会を実施しており、みんなが同じ会社の仲間としてモチベーションを高められるよう勉強会を企画しています。WDI GROUPは、障がい者や健聴者、国籍など多様な方々が働く会社です。店舗のバリアフリー化をさらに進め、障がいを持ったお客様や働く人の負担をもっと軽くし、健聴者である社員の方にも手話を習得していただくなど、対処すべき課題を解決すべくしっかりサポートしていきたいと思います。

会社のいいところ・喜びを感じるところ

入社当時はまだ、障がい者の雇用も限定的で人数は少なかったのですが、思ったとおりのアットホームな職場。皆さん自分の仕事を楽しんでいて、上司に冗談を言って笑い合えるほど親しみを感じる職場は新鮮で、ここなら長く働けると確信しました。社内で働く障がい者の方たちを支えることも大切な仕事です。困ったことがあれば相談相手になり、なるべくFace to Faceで話し合って、皆さんの心の支えになれるように努めています。
私は、聞こえる世界と聞こえない世界を同時に生きています。その両方をつなぐパイプ役として、人と人のつながりを作っていますし、WDI GROUPはそうした考えをとても大切にする会社です。「しあわせが出逢うテーブル。」というグループメッセージに向けて、皆でチャレンジし続けています。その一員として、働くよろこびを味わってください。