クリエイティブダイニング事業部

添好運担当
エグゼクティブシェフ

H. R. さん

入社以来、8ブランドを渡り歩いた彼は、新規ブランドの立ち上げには欠かすことができないスペシャリスト。現在は、ティム・ホー・ワン新宿店の厨房でいきいきと働く彼が語るWDIだからこその楽しさ、働きがいとは?

新規ブランド立ち上げのスペシャリストが語る
「マルチブランドならではの楽しさ」

最初は3年くらいで辞めるつもりだった

実家は静岡のそば屋。なんとなく料理の専門学校に通っていましたが、やりたいことが見つからず、自分がどのジャンルに進めばいいのかも分からないような状態でした。WDIに入りたいと思ったのは、親元を離れて東京に行きたかったのと、いろいろなブランドがあって、おもしろそうだと思ったから。といっても、当時知っていたのはハードロックカフェくらいでしたが(笑)。入社して最初の勤務は六本木のハードロックカフェでした。その後、カリフォルニア・ピザ・キッチンや閉店してしまいましたがレインボー・ロール・スシで働き、本部での勤務も経験しました。最初は3年くらいで辞めるつもりだったんです。でもいろいろな経験ができるのが楽しくて、気がつけば21年目になりました。
これまでに担当したブランドは和、洋、中、伊など8ブランド。この10年くらいは、新規ブランドの立ち上げを多く担当するようになりました。立ち上げは、本当に大変だけど、そのぶん楽しい。仲間とみんなで力をあわせて、お祭りをやっているような感じです。

NYで作った
ティム・ホー・ワン
のレシピ

立ち上げ前に本場で学ぶ海外研修は、刺激があります。ティム・ホー・ワンの立ち上げのときは、NYに1ヶ月半滞在して、メニューをレシピ化する作業をしました。私自身、中華料理は初めてだった上に、向こうの料理人は、レシピが頭の中に入っているから、明文化されていないんです。広東語しか話さない料理人たちと厨房に入って、彼らの“頭の中身”をひとつずつ計量してレシピ化する作業はすごく大変でしたが、今ではすごくいい思い出になっています。

好奇心がある人なら楽しめる会社

WDIというのは、マルチブランドの会社ですから、いい意味で明日何が起こるかわからない。
ブランドを移るのは転職をしているようなもので、だからこそ毎日が新鮮です。物事に対して柔軟な人、そして好奇心がある人なら楽しめる会社だと思います。
必要なのは、元気さと協調性。やっぱりレストランはチームワークが第一です。
そう言う僕は入社したころ、「元気がない」、「協調性がない」と怒られてばかりでした(笑)。でも大丈夫。
この会社にいるうちに、そんな僕でも成長できました。おいしい料理を作りたい、その料理で笑顔になるお客様を見たいという気持ちがあれば、多少の困難も乗り切ることができると思います。